Archive for 5月, 2015

建物には寿命があります

月曜日, 5月 25th, 2015

高度成長期の建物の最期

最近大きな問題となっていることとして、住宅地の一軒家、マンション、アパートの耐用年数が近づいている事があります。
実を言うと、日本の建物の耐用年数は欧米の国々と比較して大変短いという調査結果もあり、これは気候風土の違いもあるのでしょう。
日本での住宅耐用年数は、一般に30年から50年の間にありますが、これは地震などに対しての耐久性も考慮した上で、老朽化した建物を速やかに解体工事を実施して新築することが多い点にもあるのかもしれません。
それを考慮すると、1970年台に建てられた建物が、そろそろ耐用年数を超えだす頃です。
高度成長期の遺産とも言える様々な建物が、今後十数年で解体工事される事例は増えていくでしょう。

オリンピックへ向けて

また、都市部のビルでも同じことが言えます。特に2020年には東京オリンピックが控えており、市街地の再開発も急ピッチで進むはずです。そうなった時に真っ先に解体工事を行うのは、やはり築年数が40年を超えている建物です。これらの建物の中には、アスベストを含む建材が利用されている事も多く、場合によっては通常の解体工事以外の作業が発生することも考えられるため、早め早めに解体工事の計画を建てられることをおすすめします。

改修とどちらが得か

とはいえ、最新の研究では、特に鉄筋コンクリート製建物については寿命が100年近いとも言われており、それを考えると寿命40年というのは大変短いと思われるかもしれません。しかし年数が経つにつれて内装設備や外観は劣化し、陳腐化します。100年も建物を使用すれば、それだけ改修工事を行う回数も増えるでしょうし、その間に建築基準法などが改定されて、耐震補強や設備の拡充が必要になるかもしれません。
古い建物をそのまま使うのか、それとも解体工事を行って立て直すのがお得なのか、よく考えてみたいものです。

無事に解体工事をするために

火曜日, 5月 12th, 2015

解体工事は壊すだけ?
『解体工事』はただ壊すだけというイメージを持っていませんか?確かに壊すことが目的の工事になりますが、ただ無闇に壊せばいいというものではありません。手順を踏まないで解体をすれば、大きな事故を招く恐れがあります。解体工事はただ壊すのではなく、新築と同様にいろいろなことに留意しながら進める必要があります。

解体工事の危険・トラブル
では解体工事ではどんなことに留意しなければならないでしょうか。解体工事で多い危険・トラブルは
1)騒音・振動で近隣に物理的・精神的被害が起きる
2)想定外の追加工事で予算が足りず工事がストップする
3)産業廃棄物処理が正当に行われず不法投棄がされる
4)養生や足場が不十分で崩落が起きる
等々が挙げられます。
これらのことは、事前の調査や打ち合わせなどをしっかり行っていれば回避できます。解体工事には危険やトラブルが付き物という認識で、工事に当たる前に予め予想される危険・トラブル事項を確認しておくことがとても重要です。

無事に解体工事をするには
事故やトラブルを起こさず、無地に解体工事をするには、新築と同じように「業者選び」も大切で、決して手を抜いてはいけません。工事費の見積金額だけで選んでしまうと、「安かろう、悪かろう」という工事になる可能性があります。また万が一事故やトラブルがあった場合、それは工事業者だけでなく、依頼主である施主(あなた)も同じ責任を科せられることもあります。実績があり信頼できる業者を選ぶことも、解体工事には大事です。